杉田水脈さんと石破首相
3月21日の参院予算委員会で石破茂首相は、自民党の杉田水脈前衆院議員の
過去の発言に対し、「強烈な違和感」を表明しました。
杉田氏は衆院本会議で「男女平等は反道徳の妄想」と発言したり、
在日コリアンやアイヌ民族への差別的投稿を行ったり、
性犯罪に関し「女性はいくらでもウソをつける」と攻めた発言をされています。
そんな杉田水脈さんについて調べてみましたのでまとめます。
杉田水脈さんとは?
杉田水脈さんは、自由民主党所属の元衆議院議員であり、
これまで3期にわたり国政に携わってきました。
彼女の政治活動や発言は、国内外で注目を集めています。
生い立ちとキャリアの始まり
1967年、兵庫県神戸市垂水区に生まれた杉田氏は、
鳥取大学農学部林学科を卒業後、積水ハウスに入社し、その後西宮市役所で勤務しました。
2010年に市役所を退職し、政治の道を志すようになります。
政治家としての歩み
2012年、みんなの党兵庫6区支部長に就任し、その後日本維新の会に参加。
同年の第46回衆議院議員総選挙で兵庫6区から立候補し、比例復活で初当選を果たしました。
その後、次世代の党を経て、2017年には自由民主党から比例中国ブロックで当選し、
2期目の議席を獲得しました。
杉田水脈さんの主な活動実績
教育政策・歴史認識に関する活動
杉田氏は、教育分野において「自虐史観の是正」を掲げるなど、
歴史教育に対する強い関心を示してきました。
特に、戦前・戦中の日本に対する否定的な教育内容を見直すべきとする立場から、
教科書問題や歴史認識に関しても国会で発言を行っています。
「慰安婦問題」への積極的関与
国際社会での誤解を正す目的で、杉田氏は複数回にわたり、
慰安婦問題に関する講演や情報発信を行っています。
アメリカやスイスなど、海外のシンポジウムにも参加し、
日本の立場を説明してきました。
これにより、保守層からは「真実を伝える政治家」として評価される一方、
国内外からの批判も受けています。
外交・国際問題への発言と姿勢
杉田氏は国際政治にも関心を持っており、
中国・韓国との歴史認識や領土問題に対しては毅然とした態度を示しています。
特に、尖閣諸島や竹島に関する領有権の主張において、
日本の立場を明確にすべきだという姿勢で一貫しています。
国会内での質問実績
衆議院議員時代、杉田氏は厚生労働委員会や内閣委員会などで、
少子化対策・女性の働き方改革・地方創生・教育改革など幅広いテーマに関する質疑を行ってきました。
特に「家庭を支える政策」に注目し、保守的な家族観に基づく提言も数多く行っています。
議員連盟での活動
杉田氏は「日本の尊厳と国益を護る会」や「日本の未来を考える勉強会」など、
保守系議員が所属するグループにも参加。
共同で政策提言を行うなど、党内外での連携を通じて影響力を拡大してきました。
補足
杉田氏の活動や発言は、多くの支持を集める一方で、
批判や議論の対象となることも少なくありません。
彼女の政治的スタンスや発言は、国内外で注目されることが多く、
その影響力は大きいと言えます。
彼女のこれまでの歩みは、日本の政治や社会に多大な影響を与えてきました。
今後の活動にも注目が集まります。