【普通第二種免許】タクシー運転手不足を解消すべくたったの3日で取得可能に

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警察庁から発表

警察庁はタクシー運転手の深刻な人手不足に対応するため、
「普通第二種免許」の教習時間を現在の40時限から29時限に短縮し、
最短3日で取得可能とする方針を固めました。

これは2025年9月1日に施行予定で、
技能教習では「経路設定」のカリキュラムが削除されます。

背景には、カーナビや配車アプリの普及で、
その必要性が薄れたことがあります。

地方を中心に運転手は10年で約12万人減少し、
業界からは教習短縮を求める声が上がっていました。

今回の見直しは、異なる教習プランを試験導入し、
その結果に基づいて決定されたもので、
4月18日から5月17日まで意見募集が実施されます。

普通第二種免許の取り方

この変更によって、第二種免許が取得しやすくなったのは確実ですので、
具体的にどのような流れで取得できるのか?を確認していきましょう。

受験資格を確認しよう

まずは、あなたが受験できるかどうかをチェック。

✅ 普通免許を 取得して3年以上経過
✅ 年齢:21歳以上
✅ 視力:両眼0.8以上(片眼0.5以上)、深視力OK
(※メガネ,コンタクトレンズなどで矯正OK)
✅ 過去に重大な違反がない

教習所に申し込む

教習所によっては「二種免許専門コース」や「短期集中プラン」もあります。
教習所の検索はこちら

学科・技能教習を受ける

学科教習(知識系)

  • 道路交通法や旅客運送に関するルールを学びます。

技能教習(実技)

  • 旅客を想定した運転技術、安全確認、法令順守を重視。

卒業検定&免許センターで試験

1.教習所で「卒業検定」に合格

2.運転免許センターで 学科試験 を受験

合格すれば、晴れて「普通第二種免許」取得!

本当にタクシードライバーは不足している?

ドライバーの高齢化や新型コロナウイルスの影響による離職があり、
特に都市部では深刻な供給不足が生じています。

コロナ禍で一時的に減少したタクシー需要は、
観光客の増加や経済活動の再開により回復傾向にあります。

しかし、ドライバーの数が追いつかず、需要と供給のギャップが拡大しています。​
これは、タクシー業界が直面する大きな課題の一つです。

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