斎藤慎二さんとは?
お笑いトリオ「ジャングルポケット」の元メンバー・斉藤慎二さん(42)について、
東京地方検察庁は26日、不同意性交および不同意わいせつの罪で在宅起訴しました。
斉藤さんは、昨年7月に東京都新宿区の路上に停車中の車内において、
20代女性に対し性的暴行を加えるなどした疑いで、昨年10月に警視庁から書類送検されていました。
本日26(水)に起訴されていたのは本当のようです…。
しかし、これまでの輝かしい実績をお持ちでもある人。
斉藤さんはどういう方なのか?その経歴に迫ります。
斉藤慎二さんのプロフィール
斉藤さんは幼少期から高校卒業まで野球に打ち込み、
八千代松陰高校では野球部に所属していました。
高校卒業後、桐朋学園芸術短期大学で演劇を専攻し、
さらに文学座附属演劇研究所を経て、俳優を志しました。
しかし、研修科生への昇格が叶わず、一時は一般企業で営業職として勤務していましたが、
上司の勧めもあり吉本総合芸能学院(NSC)に入学。
2006年に武山浩三(おたけ)さん、太田博久さんと共に
お笑いトリオ「ジャングルポケット」を結成し、主にツッコミを担当しました。
斉藤さんは競馬への造詣も深く、トリオ名の由来となった競走馬「ジャングルポケット」への思い入れから、2021年にはYouTubeチャンネルを開設し、同馬の産駒を購入して地方競馬の馬主となりました。
また、プライベートではタレントの瀬戸サオリさんと結婚し、一児の父親でもあります。
かつてはいじめも受けていた…。
斉藤さんは過去にメディアで自身のいじめ体験を打ち明け、
講演活動を通じて同じ境遇にある人々に希望を届けてきました。
彼が語ったのは、小学校3年生から中学校3年生まで、
同級生たちからの継続的ないじめに苦しんでいたという過去。
その経験を公表することには葛藤もあったといいますが、
「発信したことで、『あなたの言葉に救われた』という声が届いた」と明かし、
過去の共有が誰かの力になったことに意味を見出していました。
令和4年には静岡市の学校で講演も行い、
「いじめた側はすぐに忘れてしまうかもしれないが、いじめられた側の記憶は一生残る」
と強く訴えました。
そして、生徒たちに向けて「どんな小さなことでもいいから、悩みは誰かに話してほしい」
と温かいメッセージを送っていました。
まとめ
かつて自身の過去をさらけ出し、同じように苦しむ人たちの心に寄り添ってきた斉藤慎二さん。その誠実な姿勢が、多くの人々にとっての支えとなっていたことは紛れもない事実です。
今回の件は非常に重く、社会的責任も問われるべき問題です。
しかし同時に、過ちを認め、真摯に向き合い、償いを果たしたその先にこそ、
再び信頼を取り戻す道があると信じています。
過去の言葉に救われた人々のためにも、そして何より自分自身のために。
更生を果たし、いつかまた、人の心に届く言葉を発する存在として戻ってきてほしいと願っています。